まいこ先生のKOKORO保健室

Profile

下地 まいこ

公認心理師
(登録番号:第47335号)

-現在の活動―

✏『KOKORO保健室』主宰
✏県立高校スクールカウンセラー
✏(所属)沖縄県公認心理師協会
✏(所属)沖縄ロゴセラピー研究会

-LOVE-

💖コメダ珈琲店でカフェオーレと穏やかな朝
💖サウナと水風呂で無になる瞬間
💖ホワイトボードで思考整理(メモ魔気質)
💖香りに癒される台湾茶時間
💖本屋と文具屋をハシゴする週末

🌺"私らしい"未来を拓く、
あなたの専門カウンセラー

私は幼い頃から、心や哲学といった「見えないもの」について深く考えることを好んでいました。私の人生は、そんな根源的な問い「私って一体誰だろう?」から始まりました。三姉妹の真ん中で、いつもどこか自分と周囲を比べては、密かな劣等感や孤独感を抱えていた子ども時代。祖母の営む旅館のフロントで、大きな鏡に映る自分をじっと見つめ、「目の前にいるのは、本当に自分?自分って何者なんだろう?」と問い続けていた小学生の私がいました。そんな私は、小学校で(当時で言う)登校拒否、高校時代に心療内科に通った経験を通して、やがて「誰もが安心して、ありのままの自分を出せる場所」への、揺るぎない願いが育っていきました。

🌺大勢の"心"に寄り添った
「元・保健室の先生」

その願いを胸に、私は養護教諭(保健室の先生)の道を選びました。約15年間にわたり、学校という場所で、生徒たちはもちろん、心に疲れを抱えた先生方や保護者の方々まで、実に延べ6,000人もの方々の心に寄り添い、その悩みに耳を傾け続けてきました。「誰にも言えなくて、一人で抱え込んでいた不安を、保健室のまいこ先生になら話せる」。そんな言葉をいただくたび、私はこの場所が、そして私という存在が、誰かの「心の拠り所」になっていることを実感しました。保健室を訪れる多くの人の心に深く寄り添う日々は、私にとってかけがえのない宝物であり、どんな悩みも真正面から受け止める、苦しみの本質を見抜く力を培ってくれました。しかし、心の奥では安定した養護教諭の仕事に就きながらも、「もっとじっくりと、一人ひとりの心に寄り添い、人生の岐路に立つ方々を支えたい」という、新たな想いが募っていったのです。そんな想いを抱きつつ、私は心理職唯一の国家資格である公認心理師(登録番号:第47335号)を2021年に取得し、心の専門家としての土台を築きました。

🌺私自身の「人生の再定義」

しかしその直後、まさに「人生の迷子」のような時期が私を襲いました。いわゆるミッドライフクライシス(中年期危機)です。40代を目前に長年勤めた公務員という安定した立場にいながら、「本当は自分はどう生きたいのか」「このままでいいのか」と深く深く自問自答する、大きな葛藤の中にいたのです。この時期こそ、私が幼少期から問い続けてきた「アイデンティティの揺らぎ」というテーマそのものだったと、今、強く実感しています。この大きな人生の岐路に立ち、心の底から悩み抜いた末、私は長年興味を抱いていた心理職への転身、そして自分自身を再定義する(自分の価値観や役割、生き方を見つめ直し、新たな自分を築き直すこと)ことを決意しました。

そして、40歳で再び大学に編入し、これまで学んだことのなかった経営学、そして心理学を本格的に深く学び直し、「リスキリング」に挑戦。そして、15年間勤め、中堅になった立場で公務員を退職しました。この決断は、決して簡単な道のりではありませんでした。けれど、自分自身の内面と徹底的に向き合い、隠れていた「影」の部分すらも受け入れ統合できたことで、私の心には確かな「自己一致」が生まれました。それは、幼い頃から抱き続けた「自分って何者か?」という根源的な問いと、「心の追究をしたい」「自分らしい人生を歩みたい」という私の最も深い願いが一つになった瞬間でした。

2024年から、県立高校のスクールカウンセラーとしての活動もスタートしました。そのなかで私は確信したことがあります。それは、「自分は何者なのか?」「どこへ向かえばいいのか?」という、思春期特有の心理的な危機が、中年期にも全く同じように、形を変えて訪れるということです。まさに人生の再定義を迫られるこの時期は、多感な思春期の葛藤と驚くほど共通点が多いんです。

しかし、この二つには決定的な違いがあります。思春期は未来に向かって「これからの自分」を模索する、いわば前向きな「時間」が許されています。けれど、中年期は誰もが「時間の有限性」を否が応でも意識し、いわゆる「死」から逆算して現在の自分を見つめざるを得なくなります。この残された未来への焦りや過去への後悔が複雑に絡み合うことが、ミッドライフクライシスを一人で乗り越えることをより困難にしているのです。

🌺あなたの悩みを
「行動」に変える実績

そして実際に、これまでに『KOKORO保健室』を訪れた多くの方が、私との対話(カウンセリング)やオリジナルワークを通じて長年の漠然とした不安から解放され、自分らしい選択へと力強く踏み出していく姿を目の当たりにしてきました。たとえば、幼少期から続いていた『親の期待に応え続ける人生』を手放し、40代で諦めていた夢を実現された方。あるいは、仕事ばかりの人生だった方が、子どもと過ごす時間の大切さに気づき、働き方を真剣に考え直し、キャリアチェンジで仕事と家庭のバランスを整えられた方もいらっしゃいます。また、思春期の娘さんへの接し方や、夫・義理の家族との向き合い方、職場での人間関係など、自分自身の在り方を見つめ直し改善できたという声も多数いただいています。50代で初めて管理職を経験され、現場を愛する自分と管理側に立った自分との葛藤の狭間で、本音を出せたことで心が癒され、仕事への考え方が変わっていった方もいらっしゃいました。あなたの心の奥底にある願いを現実のものとするために、私が培ってきた経験と専門性が、きっとお役に立てると考えています。

🌺「聞いて終わり」にしない未来を共に創る伴走者

私のカウンセリングは、単に現在の悩みを深くお聴きするだけではありません。あなたの過去の経験、そして時に目を背けたくなるような「影」の部分にも光を当て、それらを今のあなたの「個性」として統合し、未来を創る力へと変えていきます。過去のつらかった出来事も、今のあなたがどう捉え、どう行動するかで「これからの未来」を書き換えていく―そのアプローチを大切にしています。

そのため、『KOKORO保健室』では自己ワークと対話(カウンセリング)の流れを重視しています。自己ワークでは、自分の価値観や過去の出来事と深く向き合うため、時に心が揺さぶられ、不安や負担を感じることもあります。だからこそ、その後に必ず対話の時間を設け、ワークで生まれた気づきや感情を安心できる場で受けとめ、整理し、次の一歩へとつなげます。対話では、無理に答えを急がせることはなく、その方のペースを尊重し、どんな思いや感情も安全に守りながら伴走します。

さらに、毎回カウンセリング後には振り返りをまとめた「フィードバックシート」をお渡ししています。話し合った内容の要点、新たな気づき、明日から実践できる具体的な行動提案やスモールステップなどを明確にお伝えします。時にあなたにはなかった視点や独自のアイデアをお示しすることもあり、ご相談者様からは「まるで自分だけのお守りみたい」「カウンセリング後の密かな楽しみ」という声をいただいています。

『KOKORO保健室』の特徴は、自己ワーク・対話・フィードバックの3つが一体となったきめ細かなフォロー体制にあります。大手のカウンセリング機関や病院(保険診療)では手が届きにくい、日々の変化や行動を後押しする伴走支援を大切にしています。

「何をどうしたら良いか分からない」と悩む時も、このフィードバックがあればいつでも立ち返ることができます。カウンセリングの時間だけでなく、日常生活の中でもあなたの心の変化や成長に寄り添い「行動変容」へと繋げます。
心理学に基づいた知見と、行動を促すコーチングの視点を組み合わせ、あなたの人生という貴重な時間をより充実したものにする支援を行います。

🌺あなたの可能性を広げる

『KOKORO保健室』は、あなたが安心して心の状態と向き合い、自分らしい答えを見つけられる場所でありたいと願っています。

現代は、価値観が多様化し、どこに進むべきか分からず、選択肢が多すぎるがゆえに迷いやすい、非常に複雑な時代です。このような生きづらい時代だからこそ、自分の心と深く向き合い、安心して話せる場所があることの重要性を、私は誰よりも実感しています。病院や町のカウンセリングセンターに行くほどではないけれど、「このままでいいのだろうか」「自分の人生、これでよかったのだろうか」そんなモヤモヤや焦りを感じながら、ただ日々が過ぎていく…。そんな中年期の女性のために、『KOKORO保健室』があります。どうぞお気軽にお問い合わせください。

あなたの心が晴れやかに軽くなり、自分らしい人生を力強く歩み出す。その道のりを、公認心理師として、そして同世代を生きる女性として、あなたの「私らしい未来」への最高の伴走者として全力で寄り添い、支援していきます。