🌼ようこそ🌼
「KOKORO保健室」のWebマガジンへ
・・━✧━・・・・━✧━・・・・━✧━・・・・━✧━・・
こんにちは。
本日は訪れてくれて、ありがとうございます!
私は、公認心理師の下地まいこと申します。
オンラインカウンセリングルーム『KOKORO保健室』を運営しています。
特に、30代後半から50代の女性が直面する心の揺らぎや人生の岐路「ミッドライフクライシス(中年期危機)」を専門としています。
📍カウンセラーのプロフィールは【こちら】です!
📍【note】も、やってます!ぜひ遊びに来てね😉💖
夏は、一年の中でも思い出が増える季節です🌻
いまは、スマホがあれば、誰でも気軽に写真を残せる時代。子どもの笑顔や美味しかったランチ、青い海や夕焼けの空など、カメラロールにはたくさんの思い出が並んでいます。
でも、ふと見返してみると、自分が写っている写真は意外と少ないことに気づきます。
「もう少し痩せてから。」
「肌の調子が良くなってから。」
「今日はちょっと…。」
そんなふうに、いつの間にかカメラを避けるようになってはいないでしょうか💦
実は私自身も、その一人です。。
今回は、「最近、自分の写真を撮らなくなった理由」を心理学の視点から考えながら、ミッドライフを迎えた私たちが、今の自分と少し優しく付き合うヒントをお伝えしたいと思います🍀
Contents
写真を避けるのは、「自信がないから」だけではない
私には小学2年生の娘がいます。娘の何気ない表情や成長は残しておきたくて、気づけば毎日のようにスマホを向けています。
仕事でも同じです。研修の様子や資料、会場の雰囲気など、「あとで振り返りたい」と思う場面では、自然と写真を撮っています。
でも、誰かに「一緒に撮りましょう!」と言われると、少し身構えてしまう自分がいます。
「今日は髪型が決まっていないから…。」
「もう少し痩せてから。」
「肌の調子が良くなってから…(〃ノωノ)」
そんな言葉が頭をよぎり、気づけば表情が硬くなっていることも少なくありません。
毎日鏡を見ているはずなのに、不思議なことに写真になると、シミや肌、体型、フェイスラインのたるみなど、気になる部分ばかりに目が向いてしまいます。
・・━✧━・・・・━✧━・・・・━✧━・・・・━✧━・・
心理学では、「自己不一致理論」という考え方があります。
これは、「こうありたい自分(理想自己)」と「今の自分(現実自己)」の差が大きいほど、落ち込みや自己否定を感じやすくなるというものです。
ミッドライフは、心も身体も少しずつ変化していく時期です。そのため、若い頃の自分を無意識の基準にしてしまい、「昔はもっと…」と比べることが増えてしまうことがあります。
もしかすると、私たちが避けているのは「写真」そのものではなく、写真によって映し出される“今の自分”なのかもしれません。
私たちは、「今」ではなく「昔の自分」と比べてしまう
では、なぜ写真を見るたびに気持ちが沈んでしまうのでしょうか。
その理由の一つは、「今の自分」を見ているようで、実は「昔の自分」と比べてしまっているからです。
ミッドライフは、人生の折り返し地点ともいわれる時期です。身体や環境、役割が少しずつ変化していく中で、自然と過去を振り返る機会も増えていきます。
「昔はもっと若かった。」
「昔はもっと細かった。」
「肌にもハリがあった。」
そんな思いが浮かぶことは、ごく自然なことです。
心理学では、人は自分を理解するために「比較」をしながら物事を捉える傾向があると考えられています。これは「社会的比較」と呼ばれ、他人だけでなく、過去の自分と比べることも含まれます。
ただ、比較の相手が「昨日の自分」ではなく、「20代や30代の自分」になってしまうと話は変わります。
20年近く前の自分と比べれば、年齢を重ねた今の自分が劣って見えてしまうのは当然です。
でも、それは「今の自分に価値がない」ということではありません。
年齢とともに身体は変化します。一方で、経験や優しさ、家族との時間、人としての深みもまた、同じ年月をかけて育まれてきたものです。
問題は、年齢を重ねたことではなく、比較する相手が少し厳しすぎることなのかもしれません。
未来の私は、きっと今日の写真を見たくなる
10年前の自分の写真を見て、「この頃は若かったな」と思ったことはありませんか。
でも、その写真を撮った当時の自分も、きっと「太った」「老けた」と言っていたはずです。
そう考えると、10年後の自分も、今の写真を見て「この頃はまだ若かったな…」と思うのではないでしょうか。
私たちは、「今」が一番老けて見えるような気がしてしまいます。でも、本当は「今日」がこれからの人生で一番若い日です。
写真は、完璧な自分を残すためのものではありません。
✨家族と笑ったこと
✨旅行で見た景色
✨大切な人と過ごした時間
そんな人生の一場面を残すためのものです。
子どもにとっても、将来見返したいのは「きれいなお母さんの写真」ではなく、「一緒に笑ってくれたお母さんの写真」ではないでしょうか。
だから私は最近、少しだけ考え方を変えてみようと思っています。
完璧になってから写真を撮るのではなく、「今日という日を生きた私」を残してみる。
笑いジワも、少し変わった体型も、一生懸命に生きてきた証です。
もしこの夏、誰かに「一緒に写真を撮ろう📷」と声をかけられたら、少しだけ勇気を出して写ってみませんか。
未来のあなたは、その一枚を見て、「撮っておいてよかった」と、きっと微笑んでくれるはずです😌
筆者あとがき📚
この記事を書きながら、私自身もスマートフォンのカメラロールを見返してみました。
娘や家族、仕事関係の写真はたくさんあるのに、自分が写っている写真は思っていた以上に少なく、「やっぱり私も避けていたんだな」と苦笑いしてしまいました。
「もう少し痩せてから。」
「もう少し若く見えたら。」
「もう少し肌の調子が良くなったら。」
そんな「もう少し」を待っているうちに、季節は巡り、子どもは成長し、自分自身も少しずつ歳を重ねていきます。
でも、その時間こそが人生なのですよね。
カウンセラーとして多くの方のお話を伺っていると、「あの頃に戻りたい」という言葉を耳にすることがあります。
だからこそ、私は思うのです。
10年後の私は、きっと今日の自分の写真を見て、「この頃も素敵だったな💕」と思うはず。
そう考えると、今の自分を思い出から消してしまうのは、少しもったいない気がしてきます。
今年の夏は、景色や料理だけでなく、自分自身も一枚だけ思い出の中に残してみようと思います。
完璧だから写るのではなく、今日という日を大切に生きた証として。
もしこの記事を読んでくださったあなたが、次にカメラを向けられたとき、「今日は写ってみようかな」と少しだけ思えたなら、とても嬉しく思います📷
あなたの「私らしい」道を、KOKORO保健室で。
「今の自分を好きになれない。」
「年齢を重ねることが、少し怖くなってきた。」
「これからの人生を、自分らしく歩んでいきたい。」
ミッドライフには、そんな揺れ動く気持ちが訪れることがあります。
でも、その迷いや戸惑いは、決して後ろ向きなものではありません。
これまでの人生を大切に生きてきたからこそ、「これから」を考え始める、大切な節目なのだと思います。
KOKORO保健室では、そんなミッドライフ世代の女性が、「誰かと比べる人生」ではなく、「私らしい人生」を見つめ直すお手伝いをしています。
答えを急いで見つける場所ではなく、自分の気持ちをゆっくり整理し、「これでいいんだ」と思える時間を一緒につくっていけたら嬉しいです。
あなたの人生は、まだまだこれから。
年齢を重ねることが、不安ではなく楽しみへと変わるように🎐
・・━✧━・・・・━✧━・・・・━✧━・・・・━✧━・・
『KOKORO保健室』では、中年期世代の心の不調に寄り添うカウンセリングを行っています。