ーミッドライフクライシス解消に向けてのオンラインカウンセリングルーム「KOKORO保健室」のブログへようこそー
皆さんは、「サードプレイス」という言葉を聞いたことがありますか?
「サードプレイス」とは、自宅や職場以外の『第3の場所』のことを言います。
中年期にさしかかると、多くの人がキャリアの停滞感や家庭環境の変化、身体的な変化など、さまざまなストレスに直面します。そんな時、「サードプレイス」が心のオアシスとなり得ます。
本日は、ミッドライフクライシスに陥った方が「サードプレイス」を持つことのメリットについて考察します。最後までお読みいただけると、幸いです。
Contents
「サードプレイス(第3の場所)」とは?
「サードプレイス」という概念は、コーヒーチェーンのスターバックスが日本市場に進出して以来、特に注目されるようになりました。スターバックスは1996年に東京の銀座に日本初の店舗を開店し、それ以来、このコンセプトを日本国内で広めてきました。
「サードプレイス」は、いくつかの特徴に分けることが出来ます。
マイプレイス型「サードプレイス」
マイプレイス型の「サードプレイス」は、1人のゆったりとしたリラックスの時間、作業や活動に集中できる場所です。ここでは、読書、パソコンや手帳の整理など個人的な作業、内省や考え事などが行われることが多いです。例としては、静かなカフェ、図書館、公園の一角、サウナ、温泉施設、美術館、神社やお寺などがあります。
マイプレイス型「サードプレイス」は、日常の喧騒から一時的に離れるための癒しの避難所として機能します。
KOKORO保健室カウンセラー(下地)のマイプレイス型「サードプレイス」は、近所のコメダ珈琲と、お気に入りのサウナ施設です。コメダ珈琲では、パソコン作業やブレインダンプ、手帳の整理、大学の勉強などを行っています。木のぬくもりを感じられる空間で美味しいカフェラテを飲みながら、思考の整理や学びを行っています。また、サウナではひたすら汗を流して水風呂に入り、強制的に思考を無にします。私にとって自分と向き合うための、なくてはならない大切な場所です。
交流型サードプレイス
交流型サードプレイスは、人が集まりやすい環境であり、社交やコミュニティ活動のための場所です。ここでは、ミーティング、社会的な集まりが行われ、新しい出会いやアイディアの交換の場となります。例えば、活気のあるカフェ、公民館、サークル、コミュニティセンター、スポーツクラブなどがこのタイプに該当します。
交流型の場所は、人々が互いに繋がりを深め、新しい関係を築く手助けをします。
サードプレイスを持つことの重要性
忙しい現代では、家と職場という2つの環境が私たちの生活の大部分を占めています。しかし、精神的な健康と社会的な充実を追求する上では、これら2つの場所だけでは不十分なことが多いです。これらの環境だけでは、時には息苦しさを感じることがあります。
中年期に差し掛かると、多くの人が家庭や職場で複数の役割を担うことが求められます。これらの役割には大きな責任が伴い、それによるプレッシャーが心身の負担となることがあるからです。
そんな時、自分自身であることを再発見し、日々の役割から一時的に解放され、日常の仮面を一時的に脱ぎ捨て、異なる自分を試す場所やリフレッシュできる場所が必要になってくるのです。
お気に入りの「サードプレイス」を探そう!
もし、「最近、自宅や職場の往復だけの生活になっているなぁ…」と感じるようなことがあれば積極的に「サードプレイス」を探してみましょう。
自分が興味があることや、行ってみたい場所・落ち着く環境やワクワクする空間を考えてみて下さい。
あなたは今、何に興味がありますか?
どういう場所に心地よさを感じますか?
本が好きなら図書館やブックカフェ、アートが好きならギャラリーや美術館が良いかもしれません。自然が好きなら、近くの公園が適しているかもしれません。ストレス発散としては、カラオケボックス。漫画が大好きなら、漫画喫茶やネットカフェなどが候補にあがるかもしれませんね。
いくつかリストアップしたら、実際に足を運んでみましょう。その場所の雰囲気、設備、アクセスの良さ、訪れる人々のタイプなど、自分に合っているかどうかを感じ取ってみてください。
「サードプレイス」を持つ目的は、あくまで心からのリフレッシュや解放感を得て明日の活力にすることです。ですので、自分だけの価値観を基準にして、お気に入りの場所を探し出してみてください。
「サードプレイス」としてのオンラインカウンセリング
ミッドライフクライシス解消に向けてのオンラインカウンセリングルーム「KOKORO保健室」も、ある意味「サードプレイス」としての機能を持っています。
オンラインなので、基本的に場所は問いません。完全マンツーマンの対応を行っており、カウンセリングを通してご相談者様のお悩みや今後の方向性についてじっくり向き合う機会を提供しています。
身近な家族や友人には話せないことも、第3者のカウンセラーであれば話せることがあるかもしれません。人生の転換期において、定期的なカウンセリングを通して自分自身について考える機会を持つことは、きっと今後の人生において有益な時間になるはずです。
国家資格の女性公認心理師が完全個別で対応しますので、ご安心ください。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。