KOKORO保健室について

KOKORO保健室【お問い合わせ②】何を相談しても良いの?

ミッドライフクライシス解消に向けてのオンラインカウンセリングルーム「KOKORO保健室」のブログへようこそー

本日も前回に引き続き、「KOKORO保健室」に寄せられたご質問にお答えいたします。当カウンセリングルームは、公認心理師である下地が運営しており、ミッドライフクライシス(中年の危機)に悩む女性の心の健康をサポートするオンラインの場所です。

カウンセリングを受けてみたいけれど迷っている方、以前から気になってはいるけれど実際どうなのだろう?と考えている方に、ぜひ参考にしていただければ幸いです😊

今回の主なポイント

・「KOKORO保健室」の対象者と特徴
・カウンセリングで扱う内容
・カウンセラーの年齢と経験について
・カウンセリングと人生相談の違い

【ご質問②】KOKORO保健室で相談できる内容は?

ご相談者様
ご相談者様
私は50代半ばです。「KOKORO保健室」で相談するのは、どんな内容でも良いのですか?また、まいこ先生は40代前半だそうですが、年下のカウンセラーには相談しにくいかも…と申し込みを躊躇しています。

まず、素直なお気持ちを届けてくださり、感謝いたします。

「KOKORO保健室」の状況として、当カウンセリングルームをご利用なさっている相談者様は、30代後半~60代の方がいらっしゃいます。全国でも珍しいミッドライフクライシス(中年の危機)を専門としているカウンセリングルームで、最大の特徴としては女性のみを対象にさせて頂いております。

ミッドライフクライシスとは?ーKOKORO保健室のブログへようこそー 本日の内容は、「ミッドライフクライシス」とは何か?です。 「ミッドライフクライシス」を一言...

「ミッドライフクライシス」と聞いても、具体的にどんな悩みが含まれるのか分かりにくいかもしれません。そこで、当カウンセリングルームに寄せられるご相談内容の一部をご紹介いたします。

「KOKORO保健室」に多く寄せられるご相談内容

・キャリアについて
・パートナーシップについて
・空の巣症候群について

が多数を占めます。

さらに絞ってお伝えしますと、

  • キャリアについて: 転職を考えている、現在の仕事を続けることに不安を感じる、家庭と育児の両立に悩んでいる、専業主婦から手に職をつけたいなど。
  • パートナーシップについて: 婚活に対する不安、旦那さんとの関係についての悩みなど。
  • 空の巣症候群について: 子どもが自立した後の寂しさや孤独感、今後の生きがいについての悩みなど。

「KOKORO保健室」にカウンセリングをお申込みになるご相談者様の特徴として、共通していることがあります。

「KOKORO保健室」に来られる方の特徴

  • 病院に行くほど深刻な精神疾患(うつ症状、睡眠障害、不安障害など)を抱えていない
  • 日常生活(仕事や家事、育児)を問題なくこなしている
  • 他人から見ると「順調に見える」と感じられる
  • 周りから「悩みがなさそうに見える」と思われている

こうした特徴から、誰にも相談できずに一人で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

だからこそ、誰にも言えず1人悩んでいるのです。

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皆さん、自らの役割を果たすために毎日を一生懸命に過ごしています。

基本的に皆さん、頑張りすぎています。

ふとした瞬間に「自分の人生、これで良いのかなぁ…」と、立ち止まった時。不安や悩みで頭がパンクしそうになり、どうしようもなくなって「KOKORO保健室」をネットで探し出した…とおっしゃる方が大半です。

もちろん、人の悩みは複雑に絡み合っており、一言では言い表すことはできません。

表面的には仕事の悩みについて語っているご相談者様も、深く会話を重ねるにつれて幼少期の親との関係について考える機会になったり。空の巣症候群で寂しさを抱え悩んでいる方も、本当は心の奥底にチャレンジしたい!熱い情熱を抱えていたり、子育てと同時に手放したキャリアについて抑圧されたお気持ちを抱えていたり…。子育てを終えて、旦那様との関係を見直したり…。

人生の転換期に、誰でも一度は悩むことかもしれません。ただ、ミッドライフ(中年期)は人生最大の危機の時期と言われていますから…この時期をうまく乗り越えるられず、そのまま本格的なうつ病などを発症するきっかけになったりします。

ミッドライフは「人生の正午」ーミッドライフクライシス解消に向けてのオンラインカウンセリングルーム「KOKORO保健室」のブログへようこそー 「中年期は〝人生の...

人は「病気である」か「病気でない」かの2つに単純に分けられるわけではありません。健康であっても、必ずしも心の悩みや苦しみがないとは限りません。実際、多くの人が何かしらの悩みを抱えて生きています。

病気になって治療する場所が病院であるならば、その手前の状態の方はどこに相談すれば良いのでしょうか?日本には、そういう場所があまりにも少ないのが現状です。その思いから私は、「KOKORO保健室」を運営しています。

反対に、「KOKORO保健室」を訪れない方の特徴として、離婚問題を抱えている、精神疾患を抱えている方などはあまりお見えになりません。

離婚問題(親権)は心理カウンセリングよりも、法律の専門家に助言を貰った方が問題が適しているかもしれません。

また、精神疾患を抱えている方は、定期的に病院受診を行って主治医の診断を仰いだ方が良いです。(私たち公認心理師は、『主治医の指示に従う』という重要な規定があるからです)

全ての目的は、ご相談者様の抱えている問題の解決、解消です。カウンセリングは、その目的を達成するための手段の一つでしかありません。手段は、きっとたくさんあるはずです。

そのためご相談者さまのお悩みの内容において、「KOKORO保健室」が適していないと思われる場合は、他機関を案内する場合もございます。(専門用語で、オファーといいます)

続いて、ご質問後半の、「年下のカウンセラーに相談しにくいかも…」というお気持ちについてです。

「年下のカウンセラーには相談しにくいかも…」というお気持ち、よく分かります。
まず、ご安心ください。カウンセリングは人生相談の場所ではありません。

「KOKORO保健室」のカウンセラー(下地)は40代前半ですが、相談者様の約9割が私より年上の方です。カウンセリングは、カウンセラーとの対話を通して様々な気付きを得ることで、ご相談者様自身が本来持っている力を引き出すことが目的です。

人生相談は主観的なアドバイスを提供するものですが、カウンセリングはご相談者様の心理状態を客観的な視点や心理学的な知見に基づいて分析し、その結果をお伝えするものだと考えております。

カウンセリングと人生相談の違い

  • 人生相談: 主観的な意見や経験談に基づくアドバイス
  • カウンセリング: 客観的な視点や心理学的な分析に基づくサポート

(私はカウンセリングの中で、ご質問があれば自分の経験談(主にキャリア転換や働き方について)も話したりします)

また私は、3姉妹の真ん中で育ってきた経緯や、学校組織の中で養護教諭(保健室の先生)としてキャリアを重ねてきた経験があります。

根っから、「中立的」な性格なのです💦

学校現場では専門職として、時には校長や教頭などの管理職を相手に率直な意見を伝えたり、幅広い年齢層の方々と関わってきました。また現在も県立高校のスクールカウンセラーとして、同じような状況でも働いています。

「KOKORO保健室」のご相談者様からは、まいこ先生は自分より年下で、逆に気を遣わないで良いから、助かる」「遠慮せずに話したいだけ話せるから、毎回スッキリする」「権威ある先生だと、逆に身構えて話しできないから丁度よい(笑)などの嬉しいご感想を頂いていますよ。

カウンセリングでは、カウンセラーとの相性が重要だと感じています。

カウンセラー側の資格や経験ももちろん大事ですが、それ以前に「合う・合わない」があります。どうか、悩みを抱えている方がご自身に合うカウンセラーと出会えますように。

では、どうやって自分に合うカウンセラーを探し出すのかというと、やはりカウンセラー側からの積極的な情報発信が重要ですよね。

そのため私も「KOKORO保健室」や自分自身について、今後はもっと情報発信を頑張っていきたいと思います!

「KOKORO保健室」が気になる方は、一度体験カウンセリングをお試しくださいね。

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