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「KOKORO保健室」のWebマガジンへ
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こんにちは。
本日は訪れてくれて、ありがとうございます!
私は、公認心理師の下地まいこと申します。
オンラインカウンセリングルーム『KOKORO保健室』を運営しています。
特に、30代後半から50代の女性が直面する心の揺らぎや人生の岐路「ミッドライフクライシス(中年期危機)」を専門としています。
📍カウンセラーのプロフィールは【こちら】です!
📍【note】も、やってます!ぜひ遊びに来てね😉💖
40代を過ぎると、ふとした瞬間に、
「このままでいいんだっけ…?」
「私、何を大切にしたかったんだろう?」
そんな気持ちが胸の奥で、じわっと広がることがありませんか?
『KOKORO保健室』を訪れるクライアントさんからも、身近な友人やママ友からも、そんな心情をよくお聞きします。
そして私自身も…。この揺れを経験してきました。
これって、決して弱さではなく、誰にでも訪れる“人生の節目”なんですよね。
Contents
“自分らしさ”を見失った40代女性のリアル
そんな時期にこそ見てほしいドラマがあります。
韓国ドラマ『次の人生はないから』(原題:다음생은 없으니까)です!
➡YouTubeで第1話が無料公開しているので、貼っておきます😊💕
このタイトル、私たちミッドライフの心に深く響きませんか?
私は最近、u-nextで偶然見つけて、見始めたのですが、
「あ…この気持ち分かる・・・」と胸を打たれてから、すごくハマっています。
(令和7年11月22日現在、u-nextで第4話まで配信済)
40代以降の悩める女性にぜひおススメしたいドラマだ!と思いました。
今回は、ミッドライフ専門カウンセラーの視点から、このドラマがなぜ40代女性の心に響くのかを書いてみたいと思います。
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ドラマの冒頭~全体の雰囲気を、ネタバレせずに少しだけご紹介しますね!
主人公のナジョンは、若い頃は仕事一筋で走ってきた「元・キャリアウーマン」
でも今の彼女は、家族のために毎日フル稼働して、気づけば “自分らしさ” が遠くに置き去りになってしまった女性です。
そんなナジョンの人生が、ある出来事をきっかけにガラッと動きはじめます。
・家族は大切。
・でも、私自身だって大切にしたい。
・このままじゃ、何かが壊れてしまいそう。
その“心の声”が、画面越しにも痛いほど伝わってくるのです。
そしてここから、彼女の“人生の再起動”が少しずつ始まります。
“ミッドライフの課題”が詰まった物語
引用:https://www.unext.co.jp/ミッドライフクライシスは「人生の転換期」のこと。
決して“危機”というネガティブな意味だけでなく、“立ち止まり、次の人生を選び直すタイミング”としてとらえることができます。
このドラマは、まさにその心理プロセスを丁寧に描いています。
登場人物の迷いは、どこかあなた自身の抱えてきた気持ちと重なるかもしれません。
🍀「他者役割」に飲み込まれてきた自己の損失
・妻
・母
・会社員
・子育ての中心者
・周囲に気を配る“いい人”
40代の女性は、これらの役割を同時に抱えていることが多いです。
ドラマの主人公たちもまさにその最中にいます。
役割は大事ですが、役割“だけ”で自分が構成されているように感じると、アイデンティティの揺らぎが起きます。
これをミッドライフクライシスとして体験する方はとても多いのです。
🍀「このまま歳を重ねていくこと」への漠然とした不安
中年期に特有の不安として、
「このまま同じ日々が続くのだろうか…」
「今から新しいことを始めても遅いのでは…」
という未来への不確実性があります。
このドラマでも、登場人物たちは“今のままの人生”にどこか引っかかりを覚えながら、それでも前に進む方法を探しています。
その姿が多くの視聴者の胸に刺さるのかもしれません。
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40代女性3人の「本音」が詰まった物語
このドラマは、ドタバタなのに深いんです。
主人公のナジョンには、長年の“同志”のような親友が2人います。この3人の掛け合いが本当に絶妙で、まるで学生時代の親友と話しているような距離感。
さらに、彼女の親友2人も、それぞれが「40代ならではの壁」にぶつかっています。
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仕事の壁
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結婚・家庭との両立
- パートナーとのすれ違い
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若い頃とは違う“役割の重さ”
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「もう一度、自分として生きてみたい」という衝動
3人ともそれぞれ違う悩みを抱えていて、それでも支え合いながら前に進んでいく姿は、見ていて胸が温かくなります。
そんな40代女性の“あるある”の人生テーマが、コメディタッチでテンポよく描かれているので、重くないのに心に残る。
彼女たちの姿は、そのまま私たちミッドライフクライシスに直面する女性たちの鏡です。
ドラマの中の彼女たちが発する言葉や、ふとした瞬間に見せる疲れ切った表情に、あなたはきっと「ああ、私と一緒だ」と感じるかもしれません。
この「私だけじゃない」という感覚こそが、このドラマに私自身がハマってしまった理由かも。「わかる…!」と共感しながら、泣いて、ちょっと笑って元気になれる作品なのです。
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ミッドライフは“終わり”ではなく“選び直し”の時期
ミッドライフクライシスは、“人生を止めるための危機”ではなく、
“人生を組み替えていくための揺らぎ”です。
韓国ドラマ『次の人生はないから』は、まさにそのプロセスを共に歩いてくれる作品だと思います。
泣いて、笑って、肩の力が抜けて、
「私ももう一度、自分の人生を選び直してみよう」
と思えるかもしれません。
どうぞ気軽に、心が疲れた夜にでも観てみてください。
きっと、自分を少し取り戻せる、そんな時間になります🍀
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筆者あとがき📚
ミッドライフの悩みはときに重く、深いものですよね。ですがこのドラマは、悩むシーンや葛藤はありつつも、あくまでテンポは軽快。気づけば次の話が見たくなってしまう「韓ドラ特有の吸引力」があります。
「気持ちが沈んでいるとき」
「家事や仕事の疲れで頭を空っぽにしたいときの自分時間に」
「お皿を洗いながら」
気軽に、安心して見られます。
シリアスすぎないのに、テーマは深い!
まさに“40代以降の大人の女性”に向けて作られたドラマだと感じます。
笑いながら、自分の心の内側をそっと覗ける。そんな貴重な作品です😌💕
あー、来週も続きが楽しみです。
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あなたの「私らしい」道を、KOKORO保健室で。
ミッドライフクライシスに悩む女性に向けて、「KOKORO保健室」ではマンツーマンの心理カウンセリングを行っています。
ドラマの展開はこれからのお楽しみですが、タイトルの「次の人生はないから(No Next Life)」 という言葉は、まさにミッドライフを生きる私たちへのメッセージのように感じます。
中年期は、迷いも不安も増える時期。
でも “ここからの選択” は、まだいくらでも変えられます。
もし心が揺れる日が続いたら、どうか一人で抱え込まないでください。
「KOKORO保健室」は、あなたの気持ちをそっと受け止めるための場所です。
限られた人生だからこそ、今のあなたが少しでも軽く、自分に優しくいられますように。
まずは、お気軽にメッセージくださいね。