兆候と理解

30代以降の女性同士が悩みを共有する難しさ

ミッドライフクライシス解消に向けてのオンラインカウンセリングルーム「KOKORO保健室」のブログへようこそー

本日の内容は、「悩みの共有・価値観の違い」についてです。

年齢を重ねると地雷が増える

ミッドライフクライシス世代の方は、悩みを1人で抱え込んでしまう事が多いです。誰にも話せないモヤモヤした感情に蓋をしたまま、時間ばかりが過ぎていき、焦る。以前は友人に相談に乗ってもらい、悩みを聞いてもらう事で不安やストレスを解消させてきたのに…。という方も少なくありません。

何故、女性は年齢を重ねることで身近な友人に相談しくい状況になるのでしょうか。

それはやはり、年齢を重ねると会話の中で「地雷」が増えるからという事に要因があると思われます。お互いのライフスタイルや価値観の違いから、昔のように悩みを相談することが難しくなるんですね。

30代後半に入ってくる頃から、その人の「生き方の方向性」がはっきりしてきて、人それぞれの価値観や、生活の中での優先順位や関心事に大きな違いが表れてきます。

例えば・・・

・結婚しているのか。結婚したいのか。結婚したくないのか。
・恋人がいるのか。恋人が欲しいのか。恋人は要らないのか。
・子供はいるのか、いるとしたら何人いるか。
・子供を望んでいるのか、望んでいるのなら何人欲しいのか。
・キャリアをどの程度重視しているのか。
・仕事はせずに、家庭に入る事を望んでいるのか。
・経済状況はどの程度なのか。などなど。

昔は気軽に話せた話題でも、今では敏感な問題(=地雷)となる場合があります。
その為、感情的で深い悩みを共有していた友人同士でも当たり障りのない表面的な話題ばかりで、つまらない…と感じたり、昔とのコミュニケーションの違いに寂しさや孤独感が強化されることがあります。そうなると、ますますモヤモヤ感は増加し、結果的に悩みを1人で抱え込むことになりかねません。

では、ミッドライフクライシス世代の悩みは誰に相談した方が良いのでしょうか。

もし、あなたの悩みが深く、最近体調の悪化などが顕著に表れている場合などは、やはり専門のカウンセラーに相談されることをお勧め致します。

何故なら、人は悩みを1人で抱え込むと、どうしても視野が狭くなってしまいます。

もちろん、友人同士の変化や成長を受け入れつつ、相手の立場や価値観、感情を尊重しつつその時々の最適なコミュニケーションを維持することは重要です。それと同時に、自分の素直な感情、悩みや本音を吐き出せる環境、相談相手を探すことを試みて下さい。

オンラインカウンセリングルーム「KOKORO保健室」では、2024年3月末まで、60分体験カウンセリング(無料)を行っています。

悩みを言葉にして、誰かに話をするだけでも、心は本当にスッキリします。

ぜひ、お気軽に問い合わせください。