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   心理カウンセラー/下地まいこ

サウナ/コメダ珈琲/本屋さん/カフェ・ラテ/心理学を愛する
このWEBマガジン運営者です。

ここでは主に、30代後半から50代の女性が心を整え、毎日を少し軽やかに生きるヒントを発信しています。

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こんにちは! KOKORO保健室カウンセラーの下地まいこです。

このページを開いてくださって、本当にありがとうございます。

私がカウンセラーになったのは、私自身がたくさんの迷いや葛藤を経験し、その中で「自分らしさ」を見つけてきたからです。

私の原点:見えない心への問いかけ

幼い頃から、私は「私って一体誰だろう?」と、心や哲学といった「見えないもの」について深く考えるのが大好きな子どもでした。三姉妹の真ん中で、いつもどこか周りと自分を比べては、密かな劣等感や孤独感を抱えていたんです。

祖母の旅館のフロントにあった大きな鏡に映る自分をじっと見つめては、「目の前にいるのは、本当に自分?」「自分って何者なんだろう?」と問い続けていた小学生の私。そんな私も、小学校での登校拒否や高校時代に心療内科に通う経験を通して、心の中に「誰もが安心して、ありのままの自分を出せる場所」への、揺るぎない願いが育っていきました。

15年間、6,000人の「心の保健室」

その願いを胸に、私は養護教諭、つまり「保健室の先生」の道を選びました。約15年間、学校という場所で、生徒たちだけでなく、疲れた先生方や保護者の方々まで、実に延べ6,000人もの心に寄り添い、たくさんのお悩みを聞いてきました。

「誰にも言えなかった不安を、まいこ先生になら話せる」

そんな言葉をいただくたび、この場所が、そして私という存在が、誰かの「心の拠り所」になっていることを実感しました。一人ひとりの心に深く寄り添う日々は、私にとってかけがえのない宝物です。どんな悩みも真正面から受け止め、苦しみの本質を見抜く力が、この15年間で培われたと感じています。

でも、心の奥では安定した養護教諭の仕事に就きながらも、「もっとじっくり、一人ひとりの人生の岐路に立つ方を支えたい」という、新たな想いが募っていったんです。

私自身の「人生の再定義」と新たな挑戦

そんな想いを抱きつつ、私は心理職唯一の国家資格である公認心理師を2021年に取得し、心の専門家としての土台を築きました。

でも、その直後、まさに「人生の迷子」のような時期が私を襲いました。40代を目前に、長年勤めた公務員という安定した立場にいながら、「本当に自分はどう生きたいのか」「このままでいいのか」と、深く深く自問自答する大きな葛藤の中にいたんです。まさに、幼少期から問い続けてきた「私って何者?」というアイデンティティの揺らぎが、形を変えて現れたようでした。

この人生の大きな岐路で悩み抜いた末、私は長年の興味があった心理職への本格的な転身、そして自分自身を「再定義」することを決意しました。

40歳で再び大学に編入し、これまで学んだことのない経営学、そして心理学を深く学び直す「リスキリング」に挑戦。長年勤めた公務員を退職しました。簡単な決断ではありませんでしたが、自分自身の内面と徹底的に向き合い、隠れていた部分まで受け入れられたことで、私の心には確かな「自己一致」が生まれました。幼い頃の問いと、「心の追究をしたい」「自分らしい人生を歩みたい」という私の願いが一つになった瞬間です。

現在、県立高校のスクールカウンセラーとしても活動していますが、そこで確信したことがあります。それは、「自分は何者なのか」「どこへ向かえばいいのか」という思春期特有の心理的な危機が、中年期にも形を変えて訪れる、ということ。まさに人生の再定義を迫られるこの時期は、多感な思春期の葛藤と驚くほど共通点が多いんです。

でも、決定的な違いがあります。思春期は未来へ向かって「これからの自分」を模索する「時間」が許されていますが、中年期は誰もが「時間の有限性」を意識し、焦りや後悔が絡み合う中で自分を見つめざるを得ません。この違いが、ミッドライフクライシスを一人で乗り越えることをより困難にするんです。

あなたの心を軽くするお手伝いを

私自身の経験と、これまでのカウンセリングで培った知見は、きっとあなたのお役に立てると信じています。

このWEBマガジンでは、まさに今あなたが感じている心のモヤモヤや「このままでいいのかな?」という漠然とした不安に対し、心理学の視点から光を当て、心を軽くするヒントをお届けします。

「私らしい」未来を力強く歩み出すための一歩を、この場所で一緒に見つけていきませんか?

あなたの心の声に寄り添い、応援できることを楽しみにしています。

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