ーKOKORO保健室のブログへようこそー
本日の内容は、「克服法」についてです。
ミッドライフクライシスに陥ると、「毎日同じ生活の繰り返しに嫌気がさして、このまま同じような毎日が続いていくのか、そして気づいたらあっという間に今年も終わる…」と不安になります。人は年齢を重ねる度に、時間の経過を早く感じる特性があるそうです。その理由の一つとして、「年齢を重ねれば重ねるほど、新鮮な体験が少なくなるから」というものがあるそうです。確かに年齢を重ねれば新しい体験は少なくなります。その分、刺激が少なくなり、成長の機会も減ってしまいます。けれど、人は年齢に関係なく成長できるはずです。ただし条件があります。自ら進んで、新しい経験を積極的に行う姿勢が必要です。これは、ミッドライフクライシスを乗り越えるための重要な克服法の一つでもあります。
毎日の生活の中に「小さな変化」を取り入れる
ミッドライフクライシを一言で表すと「中年の危機」、いわゆる「人生のスランプ状態」だとお伝えしました。ミッドライフクライシスに陥ってしまっている状態。別の言葉で説明しますと、「停滞感」を感じている状態です。
停滞感を打ち破るために必要なことは?
それは、毎日の生活の中に変化を取り入れることです。自分で意識して取り入れるのです。些細なことで構いませんよ。例えば、どのようなことが出来るでしょうか。
・いつものカフェで、あえて頼んだことのないメニューを注文する。
・毎日の通勤路、通勤手段を変えてみる。
・前髪の分け目を変えてみる。
・これまでチャレンジしたことのない口紅の色を試す。
・手にした事のない分野の本や雑誌を購入してみる。
・職場であまり話したことのない人に話しかけてみる。
・眼鏡の方はコンタクト、コンタクトの方はPC眼鏡などで印象を変えてみる。
・仕事帰りにトレーニングジムで1日体験をしてみる。
一つ一つはごくごく小さな行動かもしれません。けれど、この小さな行動は自分の中の大きな変化に繋がっていく可能性を秘めています。ポイントは、意識して行動を起こし、変化を実感することです。新しい発見、新しい気づき、新しい興味や関心は、同じ繰り返しの日常をワクワクさせてくれます。きっと充実感を感じることができるはずです。そして、自分の新しい一面を自分自身で見つけていきましょう。まだまだ知らないあなたがいるはずです。そのワクワク感こそ、ミッドライフクライシスの突破口に繋がっていきます。1日1つ、小さな変化に繋がるような行動を起こせると良いですね。
あなたの中のまだまだ秘めた可能性、自分がワクワクする感情ポイントを積極的に探して、増やしていきましょう。日々の小さな行動あるのみです!あなたのこの先の人生が、これからも、もっともっと輝きますように。