ーKOKORO保健室のブログへようこそー
本日の内容は、「心の健康」についてです。
前回のブログでは、山を降りようとする際に、不要なもの(荷物)を軽くしましょうという内容をお伝えしました。ここでいう不要な荷物とは一体どういうものなのか?心の健康に視点を当てて、考えてみます。
40歳以降は、不要なもの(心の荷物)を少しずつ下ろしていく
ミッドライフクライシスに陥ると、漠然とした不安が襲ってきます。自分がどうしてこんなにも苦しいのか、半分パニックになり、心が混乱している状態です。年齢的に、周囲からのプレッシャーが最も高くなっている時期です。職場や家庭で、色々な役割を担い、その役割をこなすことに一生懸命です。これまでの人生で身につけてきた常識、世間体。もっとしっかりしなきゃ!と、自分で自分を律しつつ、漠然とした不安を抱えながらも、慌ただしく過ぎる毎日にSTOPがかけられない状態。とても苦しいですね。あまりにもたくさんの荷物を抱え込み過ぎると、いつかは山を転がり落ちて怪我をしてしまいます。そうなる前に、不要なもの(心の荷物)を下ろしていきましょう。自分の心が少しでも軽くなるように、些細なことからで構いません。
例えば…
・必要以上に他人に介入すること。
・心から楽しいと思えない付き合い。
・過去の誤ちや、後悔していること。
・他人の期待に過度に応えようとすること。
・ネガティブな自己イメージ。
・他人と比較すること。
・悲しみや怒りなど蓄積されている負の感情。
・仕事への過度な執着。
・忙しさへの執着。
手放すことは、自分が思っている以上に難しいかもしれません。いきなり、全ての荷物を下ろすことは無理です。けれど、自分の心が少しでも軽くなるように意識して過ごすことはミッドライフクライシスの予防や克服にとって重要です。まずは、「不要なものをどんどん捨てていく!」と、自分のなかで覚悟を決めるのです。たった一度きりの人生。残されたあなたの限りある時間を、より心地良く過ごしていきましょう。具体的にどのように手放していくのか、そのような内容もこのブログでお伝えしていきます。一緒に乗り越えていきましょうね。