ーミッドライフクライシス解消に向けてのオンラインカウンセリングルーム「KOKORO保健室」のブログへようこそー
本日の内容は、「書籍の紹介」についてです。
ミッドライフクライシスは、30代後半から陥ってしまう方が多いと言われています。
その背景には、人生の残り時間を意識してしまうことが大きく関係しています。
若い時には、人生には限りがあることを意識なかった。けれど、年齢を重ねるにつれて、人は、人生は有限であることに気付くのです。
限りある人生、その命(=時間)をどう使うべきか?この本を読むことで、あなたなりの答えが見つかるかもしれません。
Contents
『限りある時間の使い方』(オリバー・バークマン)
この本と私の出会いについて
私(KOKORO保健室カウンセラー下地)がこの本に出会ったのは、まさに私自身がミッドライフクライシスの症状を抱え、毎日鬱々とした気持ちで過ごしていた2022年の冬頃でした。
すでに全米でベストセラーになっていた本書は、日本で出版された直後から話題になり、ひろゆき氏や中田敦彦氏にも絶賛されて、大反響を呼んでいました。
(とはいえ発売当初私は、本書のことを全然知りませんでした😥)
私がこの本を知ったのは、当時お世話になっていた、尊敬する精神科医の伊豆はるか先生からの紹介がきっかけでした。先生がお勧めする書籍ということで、私はすぐに購入し、夢中で読み進めました。
2024年現在でも、本書は手元に置いてあり、私のバイブルとなっています。最初に読んだ日以降は、自分がマーカーを引いた箇所を中心に読んでいるのですが、いつ読んでも心に響きます。(私のこの本は、マーカーだらけです😂)
コロナ禍で書かれた本書
著書のオリバー・バークマン氏は新型コロナウイルスの大流行の中で本書の下書きを書いていたそうです。彼の住むニューヨークは、ロックダウン(都市封鎖)され、人々は悲しみと不安の中で日々を過ごしていました。しかし同時に、ある種の感謝と共に過ごしている側面もあったそうです。
何故だか分かりますか?
その理由として、仕事や学校や社会生活が中断されたおかげで、人々の時間についての強迫観念が薄れていったからだそうです。
例えば、長い通勤時間から解放され、退屈な会社に通わなくても、多くの人は自分の仕事を充分にこなせることが分かったり、素敵なレストランに行かなくても、気取ったテイクアウトのコーヒーを買わなくても(スタバのことでしょうか?)、生活に支障がないことが分かったりしたからだそうです。日本人の多くも、彼らと同じような心境になったと思います。
(ニューヨークに住む人も、日本に住む人も、同じなんだなぁと個人的に感じました😆)
このように、コロナ禍で時間についての強迫観念に綻びが生じた状態を、著書は「偉大なる休止」と表現しています。そしてやがて休止期間が終わり、やかましい騒音のする日常に戻ったとしても「自分の人生に何を取り戻したいかを深く考えてほしい」と記しています。この一文は、ミッドライフクライシスに陥っていた私にとって、深く心に刺さりました。
人生は、たった4,000週間!
この本の表紙には、衝撃的な文言が記されています。私は、この本の表紙を見た時、本当にドキッ😣💦としました。
表紙には、人生は「4000週間」あなたはどう過ごすか!?と書かれているのです。
人は生まれてから、80歳くらいまで生きるとして、その時間は4,000週間だそうです。現在40代である私は、単純に計算するとその半分以下。約2,000週間をすでに切っているということです。この現実を知った時に真っ先に私が感じた事。それは、残された時間(2,000週間以下)の1日1日を、大事に使いたい。そう強く思いました。
人生が後半戦に突入してきたからこそ感じる、ミッドライフクライシス世代特有の漠然とした不安。人生の方向性、過去の選択、未来への希望などを考えざるを得ない、それに伴ったモヤモヤとした不確実性や焦燥感。
そんな得体の知れないモヤモヤや不安感を抱えていた当初、2,000週間という超リアルな数字を目の当たりにして私は、まずはこの現実を受け入れよう!と思ったのです。そして、今後の人生、『何に集中し、何をやらないか。意識的に選択して生きていこう』と誓いました。徹底的に自己分析ワークを行い、自分に自問自答して、このことについて真剣に深く考えました。
現実を直視することは怖いです。しかし、恐れずに現実を直視することは、より良い人生を構築していく為に必要不可欠ではないでしょうか。
あなたの残された時間は、あと何週間ですか?その1日1日を、どう使いますか?
ぜひ、考えてみてください。時間が限られているという事実を否定することなく、受け入れる。人生が充実するかどうかが左右される、とても重要なことだと本書でも記されています。
時間の価値を再認識しましょう
バークマン氏は、限られた時間をどのように最大限に活用するかについて考察しています。ミッドライフクライシスを経験している方は、人生の残り時間を意識し始めることが多いため、この本は時間の価値と使い方を改めて考えることに非常に役立つと思います。
冒頭で、私のこの本はマーカーだらけになっていると書きました。心に刺さる言葉がたくさん記されているのです。さきほどの、人生は4,000週間という言葉は衝撃的でしたが、他にも私の心に深く刺さった言葉がたくさんありました。著作権があるので深く紹介出来ません。ぜひ手に取って、直接あなたに読んで欲しい一冊です。
ミッドライフクライシスに陥り、人生の迷子になってしまった私にとって、この本は人生のコンパスのようなものに感じました。
きっとあなたもこの本を読むことで、これまでの生活を見直すきっかけを得ることができて、今後の人生で何を大切にするかを考える機会が増えると思います。
本を読んだ感想を、ぜひ公式LINEや体験カウンセリングの中で聞かせてください😊あなたの心に深く刺さった言葉から、今後の人生の過ごし方について一緒に考えてみましょう。
人の平均寿命は短い。
ものすごく、バカみたいに短い。
80歳まで生きるとして、
あなたの人生は、たった4000週間だ。【引用元:オリバー・バークマン書】
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