ーKOKORO保健室のブログへようこそー
本日の内容は、「心の健康」についてです。ミッドライフクライシスを乗り越えようとするときに遭遇する、心の健康を害する第三者の存在(要注意人物)に焦点を当てたお話を2回に渡ってお伝えします。
あなたの挑戦を阻害してくる要注意人物
ミッドライフクライシスを乗り越えようとするとき、不安な気持ちを抱えながらも前に進むしかありません。その決断をした人は、ミッドライフクライシスという苦しみから脱却するべく日々変化を起こそうと行動したり、自分を見つめ直す作業を行ったり、自らの人生を再定義したりします。この先に、光がみえない状態で、暗いトンネルの中にいるような気持ちを抱えつつ、ただ前に進む選択をしています。ただ前に進む決断をした人は、もうすでにミッドライフクライシスを半分乗り越えているようなものです。それは、自らの人生を大切にしたい、このままではいけないという強い気持ちの表れだからです。
試行錯誤の日々の中、そんなあなたをみて、「水を差すようだけど…」と、あなたの挑戦を阻害してくるような発言をする人物が現れます。ここでは、そのような方を要注意人物と呼ぶことにします。あなたは、ミッドライフクライシスの最中にいて、不安です。要注意人物の発言により、ますます不安を煽られ、モチベーションが低下させられ、「やっぱり無理だ」とか、「やっぱりこのままの状態で良いや」などという気持ちになる可能性があります。それは、以前にもブログ記事に書いたように、人には強力なホメオスタシスが備わっているからです。要注意人物の発言と、強力なホメオスタシスの影響により、あなたの感情は揺さぶられ、ミッドライフクライシスを乗り越えようとしている時に訪れる不安や心配な気持ちが表出してくるのです。
その気持ちをうまくコントロールしましょう。ミッドライフクライシスを乗り越えるためには、自分自身の問題だけではなく、第三者の対応も上手に行う必要があります。
ここでいう要注意人物は、きっとあなたの身近な存在だと予想されます。
夫、両親、子供、親友、職場の先輩・・・など。
なぜ、その方たちはあなたの挑戦を阻害するような発言をするのでしょうか?
要注意人物の心理的なメカニズムを知ることは、自分らしくミッドライフクライシスを乗り越えるために必須です。
次回の記事では、要注意人物の心理的メカニズムと、その具体的な対応策や考え方をお伝えします。