自己理解と成長

【心理師が解説】
「学び疲れ」を卒業!インプット過多から行動できる私へ

🌼「KOKORO保健室」のブログへようこそ🌼
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こんにちは。当ブログを訪れてくださり、ありがとうございます。

このブログの筆者について

私は、公認心理師の下地まいこと申します。
オンラインカウンセリングルーム『KOKORO保健室』を運営しています。

特に、30代後半から50代の女性が直面する心の揺らぎや人生の岐路「ミッドライフクライシス(中年期危機)」を専門としています。

📍プロフィールは【こちら】です。
📍【note】も、やってます!😉💖

「最近、ふと立ち止まって、こんなことを考えていませんか?」

新しい情報ばかり追いかけて、いつも焦りがつきまとう

SNSで輝く人を見ては、「私ももっと頑張らなきゃ」と自分を追い込む

ビジネス書を読み漁るけれど、結局何もできていない気がする

頭の中は情報でパンパンなのに、心が満たされない

幾つになっても、学ぶことは大好き。
向上心だってある。

なのに、気づけば「インプット沼」にはまって、そっとため息をついていませんか?

「学びたい」という気持ち、とっても大切ですよね。でも、手に入れた知識が多すぎて「何から手をつけていいか分からない」「結局、自分に本当に必要なものって何だろう?」って迷い始めたら、それってインプットの罠に、うっかりハマっちゃってるのかもしれません。

今回のブログでは、その「モヤモヤ」の正体を心理学の視点から紐解き、あなたが本当に望む未来へ踏み出すためのヒントをお伝えします。読み終える頃には、情報に振り回されず、自分軸で行動できる「私らしい」一歩が見えてくるはずですよ。

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その「足りない」感覚、
実はあなたの心が成長を求めている証拠

私たちは、多かれ少なかれ「自分には何かが足りない」と感じることがありますよね。

誰かと比べて落ち込んだり、理想の自分とのギャップにがっかりしたり…。

この「不足感」は、苦しいものですが、実はあなたが「今」の自分から変わりたい、もっと良い自分になりたいと願っている、大切な心のメッセージなんです。

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では、なぜこんな「足りない」と感じる心が生まれてしまうのでしょう?

心理学的に見ると、その背景にはいくつかの理由があります。

1,他人と「比較」しちゃう癖

SNSって、同世代のキラキラした部分ばかりが見えやすいですよね? 友達のキャリアアップ、同僚の素敵なライフスタイル……。

それを見るたびに、無意識のうちに自分の「できていない部分」と比べてしまっていませんか? 人はつい、自分の欠点と他人の良いところを比べてしまうので、そこからは「私ってまだまだ」という気持ちしか生まれないんです。

2,「完璧じゃなきゃ」という思い込み

「もっとできるはず」「これくらいで満足しちゃダメ」と、
自分にかける期待が大きすぎると、どんなに頑張っても「まだ足りない」と感じてしまいます。理想の自分とのギャップが大きすぎて、常に自分にダメ出しをしてしまうんです。

3,自分を認めるのが苦手なとき

本当は素晴らしい力を持っているのに、なかなか自分の価値を認められない時も、不足感は強くなりがち。

「これくらい達成しても、大したことない」なんて、つい自分を低く評価していませんか?

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こんな風に、いくつかの心の癖が重なって、「インプット沼」でずっと「足りない」と感じ続けてしまうことがあります。でも、ご安心ください。このループから抜け出して、あなたのモヤモヤを未来を拓くエネルギーに変える方法はありますよ。

「不足感」を「行動」に変える3つのステップ

苦しい「足りない」感覚と上手に付き合い、心が軽くなるための具体的な3つのステップをご紹介しますね。

step1,「何が足りない?」心の声を具体的に聴いてみる

まずは、漠然とした「足りない」の正体をはっきりさせましょう。ノートとペンを用意して、頭の中のモヤモヤを書き出してみませんか?

「私、本当は何が欲しいの?」

♦︎たとえば、「自信が足りない」と感じるなら、
それは「会議で堂々と発言したい」ということ?

「周りの人みたいに知識がない」なら、
「新しい分野を楽しく学びたい」ということ?

具体的にすることで、本当に必要なことと、そうでないことが見えてきます。

「それは誰のため?」

♦︎その「足りない」は、本当に自分が心から望んでいることですか?

それとも、「こうあるべき」という世間の声や、誰かの期待に引っ張られているだけかもしれません。

一度立ち止まって、「私自身の願い」なのかどうか、じっくり向き合ってみましょう。

step2,「ある」ものに目を向ける魔法

私たちは、つい「持っていないもの」ばかりに意識が向きがちですが、意識的に「今、自分には何があるか」に目を向けることで、心の状態はグッと変わります。

これはポジティブ心理学でも大切にされている考え方なんです。

小さな「感謝」を見つける習慣

♦︎毎日寝る前に、今日あった良かったことや、感謝できることを3つだけ書き出してみませんか?

「美味しいコーヒーが飲めた」「友人の笑顔が見られた」「朝、目が覚めた」など、本当にささいなことでOKです。

この習慣は、あなたの心が自然と「ある」ものを見つけ出すフィルターを育ててくれます。

「私には、これがある」と声に出してみる

♦︎自分の強みや、これまでの経験、持っているスキル、支えてくれる人たち…。

意識的に「私には〇〇がある」と言葉にしてみましょう。

自分を肯定する言葉は、自己肯定感を高め、不足感を和らげる力になります。

3,「完璧」より「一歩」を大切にする

「もっと学んでからじゃないと」「完璧な状態になってから」なんて思っていませんか? その完璧主義が、あなたをインプット沼に留めてしまう原因かもしれません。

どんなに小さなことでもいいので、まず行動してみることが大切です。

学びは「使って」活きる

♦︎読んだ本の内容を誰かに話してみる、オンライン講座で学んだことを一つだけ今日試してみる…。

インプットした情報をアウトプットすることで、知識はあなたの血となり肉となります。

「とりあえず」の勇気

♦︎完璧を目指すより、「とりあえずやってみる」勇気を持ちましょう。

例えば、新しいスキルを身につけたいなら、いきなり専門書を全て読むのではなく、まずは関連する動画を1本見る、体験レッスンに申し込んでみる、など。

小さな一歩が、大きな変化につながります。

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あなたの「モヤモヤ」は、未来への大切なメッセージ

情報過多な時代だからこそ、私たちは無意識のうちに「足りない」と感じてしまいがちです。でも、その心のモヤモヤは、決してネガティブなものではありません。

それは、あなたが「もっと自分らしく輝きたい」「新しい私に出会いたい」という、心の奥の声が強まっている証拠なんです。

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筆者あとがき

私も「インプット沼」から抜け出しました。

私も、実は長年「インプット大好き派」でした。どんなに学んでも「まだ足りない」と焦りがつきまとって。でもある時、気づいたんです。これって、もしかして「インプットに逃げている」だけなのかも、って。

完璧な知識がないと動けない。そんな失敗への恐れや漠然とした不安が、私を「準備」という安心地帯に留めていました。

けれど、このブログでご紹介した「まずは、動いてみる」を実践し始めてから、変わりました。自然とやるべきことに夢中になり、あの不安や「足りない」という感覚が減っていったんです。

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今回のブログが、あなたが「インプット沼」から抜け出し、自分らしい未来を力強く歩み出すための一歩になりますように。あなたの心の声は、いつだってあなたを良い方向へ導いてくれるはずですよ。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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あなたの「私らしい」未来を、KOKORO保健室で。

今回のブログで、あなたの心が少しでも軽くなっていたら嬉しいです。

もし今、「もっと深く自分と向き合いたい」「一歩踏み出したい」と感じているなら、『KOKORO保健室』にいらしてください。

私自身も「人生の迷子」を経験し、乗り越えてきました。だからこそ、あなたが抱える漠然とした不安や「このままでいいのかな?」という心の声に、深く寄り添い、あなたらしい未来を共に探し、実現するお手伝いができます。

一人で抱え込まずに、あなたの心の声を聞かせてくださいね。

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下地まいこ
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